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剱岳に行ってきたのだ。 その3 [トレイル]

今日朝起きてみるとやたらと眠い上に凄まじい疲労感。山にも行ってないし、走ってもないのに。

これはたぶん喘息のせいで睡眠の質が良くないせい。もっと症状が悪いと苦しくて夜中起きてしまうけど、そこまでじゃない微妙な感じ。

ちょっとどうかなと思ったけど、来月の丹後も控えてるので久しぶりにマイコース23kmへ。

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曇りで気温は27℃で風が吹くと涼しいくらい。なのに剱岳の時同様、滝汗。短パンビチャビチャw

走り始めから苦しくて、㌔6分半のダラダラペースが㌔5のペース走みたいな感じ。普段めったに歩いたりしないのに、7km以降は歩かないとやってられなかったorz

折り返しの山(標高100m)では無理して上ったせいか、気持ち悪くなってえずく始末。

これは明日病院行かないと秋のレース出れなくなっちゃうな(*´д`;)…

さて剱岳。本来なら山頂でゆっくり昼食をって思ってたんですが、登る前から季節外れさんが昼飯は帰りの早月小屋でしませんか?と振ってきたので、山頂も狭いので小屋でする事に。そうならさっさと下山だ。

5日前に常念岳でグネった左足首。幸いこの剱岳登山まで何もせず回復に努めたので、3日で腫れが引いて、前日には曲げ伸ばししても平気になりました。でも念には念をとテーピングでグルグル巻き。

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7時間のカラータイマーが点灯しそうな季節外れさんを先頭に、のべさん、私、たーはるさん。そしてさっきの新潟から来たおじさま。

我々が下山してからすぐに追いついてきたので、お先に行きます?と聞くと、このペースがちょうど良いそうで、5人で仲良く下山。

登ってる時は下るの嫌だなぁなんて思ってたのに、意外とすんなり下れるから不思議。

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今年初の雷鳥さんも親子で登場。鳴き声カワイイ♪

小屋までは気を抜けない場所が何度もあったけど2時間くらいで再び早月小屋に帰ってきました。

ここまでくればとりあえず滑落の心配はなくなったので一安心。安心ついでに再びコーラとお茶を買って一気飲み。

さぁ今日のメインディッシュでございます。

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焼き肉キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

ちょっと場違いな音を立ててジュウウゥゥと焼けるお肉。曇る季節外れさんの眼鏡www

今回は先週の常念岳で好評だった、新潟県産の肉、アスパラ、ウインナーを持ってきました。

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マヨラーののべさんにはマヨネーズもw

あと、カップヌードルもあったのに、みなさんもうお腹いっぱいとの事で食材が余っちゃいましたw

30分ほど小屋にいたのかな。2時半頃、再び下山開始。

いつの間にかたーはるさんを先頭にせっせと下ります。捻挫だけはしないように慎重に慎重に下る。

そのうち季節外れさんのカラータイマーが点灯し始めたのか、さっき小屋でトイレを済ませたハズなのに尿意だそうで。

北岳を思い出しつつ無事に17時前に下山。

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ちょうど石碑のところにいたお姉さんに写真を撮ってもらい記念撮影。

その後、お風呂で汗を流して、バタバタのアフターwww

3人前は食べたかなwゆっくりはできなかったけど、今度の北アルプスマイコースでみんな会えますもんね。

みなさま、お疲れ様でしたー。また来年よろしくお願いします!


剱岳に行ってきたのだ。 その2 [トレイル]

今日は子供たち夏休み最後の日でして、最後は山で締めくくろうかな!と意気込んで昨日も夜遅くに仕事なんかしたりして調整をしたんですが、朝6頃に起きると台風の影響か強風に加え雨も降ってて、再びふて寝w

予定してたのは百名山の一つ、新潟県、福島県、山形県にまたがる飯豊山。

去年、地域の班長の集まりで、二百名山を3回制覇した区長さんがオススメしてたんですよね。とにかく山が深くて山好きにはたまらないらしい。で、ちょっと調べたら、私の母の実家は飯豊連峰にあるではありませんか。そこそこ土地勘もあるし、夜明けからアタックすれば日帰りは余裕だなとか妄想してました。

で、先日の剱岳ですよ。まさかの喘息の発作。何とか剱岳から帰ってきましたが、翌日も翌々日も薬を飲んでも大して回復せず。たぶん病院で点滴を打ってもらわないといけない感じ。そんなワケで剱岳から3日、今日も家で

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じっとはしてられませんでしたw

宿題の終わった長男と次に行きたい守門岳の下見がてらドライブしてきました。

台風一過?という感じで空は真っ青。空気も澄んで遠くの山々までキレイに見えました。守門岳だったら今日行けたかな。

でもちょっと長男と道院高原を歩いただけで、息苦しかったので行かなくて正解。

さてさて剱岳レポ。

早月小屋を元気に出たものの、ちょっと登るだけで、息が苦しくて仕方がない。

小屋に着くまではエネルギーとか水分が足りなかっただけとか淡い希望を持っていたんですけど、これはもうどうしようもない。もしかしてザックに入ってるかも!とゴソゴソ探すもあるワケもなく...

先行するお二人にカミングアウトして、ヤバくなったら即撤退すると宣言して前へ進む事にしました。

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すると急登なのは変わらず、これどうやって登るの?みたいな感じなところが増えてきた。

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相変わらず、山頂は見えないけど時刻はもうすぐ10時。登頂前にのべさんには10時くらいには登頂してると約束をしてたんですよね。

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そのうち、壁を前にたーはるさんが立ち止るようになって進むペースが落ちてくる。Σ(゚д゚lll)マジか...←ホントに言ってたw

こうやって登るんですよっていう感じで季節外れさんが先頭に。

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キツイ。マジか...と連呼してたたーはるさん。この辺からは踏ん張る声を発していましたw

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これがラスボス?って聞くと、こんなのは雑魚のようなものらしい(((( ;゜Д゜)))ガクガク036.JPG

200m毎にある標識。えーまだ400m上がるの!!???

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いよいよガスってる山頂へっていう頃、のべさんからLINEで山頂到着の連絡が。まだあと1時間以上かかるよ...のべさんゴメンよ...と思いつつも誰も余裕がないので返信せずwww

一方私。進むペースが落ちてきたからか、ぐいぐい進む時よりは楽になり...

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写真を撮る余裕がw

でも足元は常に緊張状態。これ下り嫌だなぁと思いつつ慎重に。

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徐々にたーはるさんが遅れてきて、季節外れさんとちょっと待ってると、後ろから『ふぎぃ...ぐぬぬ...』と

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こんな時にもたーはるピース(゜д゜)おぉまだ元気そうだw

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ラスボスと戦うたーはるさん( ゚Д゚)ゴルァ!!

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たーはるさんを心配してるのかな?

おぉぉ。あれは山頂付近にあるという看板だな!

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文字は読めないけど、何かカッコイイw

もうここまでくれば大丈夫だろうというところで、たーはるさんを待たずに最後の岩場を横移動。

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祠が見えた!

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剱岳!頂きました━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

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のべさん、長時間お待たせしてゴメンナサイ。

5分くらい?さっき会った新潟から来たおじさまの登頂した後、たーはるさんも無事に登頂!

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うん。イイ写真だ。

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いや~いろんな意味でキツかった。

みなさまお疲れ様でした~


剱岳に行ってきたのだ その1 [トレイル]

これぞ、この夏最大の目標だったんです。全然ブログ書いてないけどw

一人ではたぶん行かない(行けない)山の中でも断トツであろう剱岳。TV何かで見てあんなギザギザな所を何で危険を冒してまで登るのか理解不能でしたね。

がしかし、最近は走ってないわ、先週火曜日には常念岳で捻挫までしてる状態。幸い捻挫は3日ほどで腫れも引き、前日には日常では全く痛みが出ないまでには回復。でも行先は家の近所をジョグするワケでも、近くの山をハイキングするワケではない。あの標高2999mの剱岳。8月7日に行った南アルプスはワクワクだったのに、剱岳はドキドキ。

前日、ワクワクドキドキが激し過ぎて眠れそうになかったので、夕飯後、富山に向けて出発。

長野の安曇野よりは近いだろうなんて思ってたら、安曇野行くのと変わらなかったよwという事で登山口のある番場島に0時頃到着。

車に打ちつける雨が強いなぁなんて思いつつ就寝。

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AM4時過ぎ、朝食を食べたり、トイレに行ったりで辺りをブラブラ。

直前の登山指数はAだったハズなのに、雨はかなり強く止む気配が全くない感じ。さすが名古屋のカエルさんはすげぇなぁwww

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私のスマホはauなんですが、山は全くダメね。安曇野でもダメだったし、この番場島登山口でも全くダメ。

何組かのパーティーを見送りつつ、あーこれどうやってみんなと合流しようって悩んだもの。

すると5時過ぎ、季節外れさん、たーはるパパさんが車で登場。

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挨拶もそこそこにさっそく登り始めます。ちなみにのべさんは昨日から別ルートで来てるので山頂で合流予定。

さっきまで降っていた雨も、ギリギリ雨具がいらないくらいになってちょうどイイ感じ。

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最初はガイドっていう事で季節外れさんが先頭に...

あー普段こんな速度で登ってるんだなといわんばかりに速いw

速い!速い!とたーはるさんとブーブー言うと、今度は先頭がたーはるさんに。

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この写真で間隔が伝わるであろうか(爆) 

文字だとこんなかな。

たーはるさん...季節外れさん.......................................................................リンガンガー

それにしてもいきなりの急登。さすがは北アルプス三大急登。

季節外れさんに追い立てられる、たーはるさんたちに全くついて行けない私。

何かおかしい。汗のかき方が尋常じゃない。いくらペースが速いっていってもこの息苦しさは何だ?

あ、今日はみんなのためにいろいろ用意してきた食材か?それとも水場がないからと水分4ℓは大杉た?

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あぁ標識写ってねぇwww

いつもはデジカメがスッと出てくるのに中々出せないw

気が付くと短パンが汗でビッチャビチャw

あ、これ経験あるわ。去年のつくばの前日に筑波山に登った時こうだった。これは喘息の発作が出る直前の症状だ。

今年の初めは結構普段から症状が出てたら、ザックにも吸入器を用意してたんですよね。あ、最近は全く症状がなかったから車に置いてきたんだったorz

そんな事を思いつつドンドンペースが落ちて行くと、今度は気のせいか喉も痛いw

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久しぶりにきたね。息を整えようにも肺に酸素がいかないこの感じ。まだ1000mそこそこなのに。

お二人はガシガシ進んで見えなくなると、ちょっと先で待っててくれる。追いつくとガシガシ進んで待っててくれるの繰り返し。

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200m上がる毎に標識があるんですけど、これがまた嬉しいやら憎たらしいやらw

まだこんだけしか進んでないのーwww

オマケに時折雨も強くなったりと早くも心が折れそうな感じw

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標高1600m

このおじさま、私と同じ新潟県から来られたとの事で、下りでも道中仲良くさせてもらいました。

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登り始めて1時間半くらい。徐々に晴れ間が。

テンションが上がって元気が出るんだけど、体調は相変わらず。

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壁のような道が出てくる度に、たーはるさんが『マジか...(゚д゚lll)』

すぐ後ろでニコニコしながら『まだまだですよ(・∀・)』

その会話に交じれないほど後ろにいる私w

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みんな思わず写真を撮るこの絶景

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あぁこれも反射してダメじゃんw

たぶん小屋まであと1kmって書いてあるヤツかな。

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こんなんは全然ボスではないらしいw

そしてやっと!

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早月小屋到着!

すでにここまで水分を1.5ℓ消費してたので、コーラとポカリを購入。

そしてここで季節外れさんの差し入れ、おにぎりとパウンドケーキをコーラで流し込む(゚Д゚ )ウマシ

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もうここでいいんじゃね?っていうくらいイイ天気でした。

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お腹が満たされ元気にはなったものの、全然山頂に行けるイメージがわかない私。

待ってるであろうのべさんには悪いと思いつつ、ここまで下りてきてくれないかなぁと思うのでした。

つづく。


常念岳に登ってきたのだ その2 [トレイル]

慎重にかつ確実に登り始める一向。

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登山道も狭くて所々崩れてる箇所もあるので、何度も気を付けろ!と声をかけつつ進みます。

沢を渡ると

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ラスト1km!

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しかしここからが長かった。高度もそこそこある上、グイグイ登るので息がすぐに上がります。

地図を見るとここから3か所もベンチがあると書いてあるんですけど、ここに来るまでは3箇所もベンチ要らんでしょ。って思ってたんですが...

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山頂付近が見えるだけでちっとも着かないw

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みんなベンチが見える度に『え~まだ!?』

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森林限界ももうすぐ!

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え~まだ300m!!!!????

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ほらほら、もうすぐ!

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長男は腰が痛いと愚痴をこぼし始める。

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常念小屋に到着~

残念ながら、槍ヶ岳、穂高方面は雲が多くて見えませんでした。

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コースタイムよりちょっと早い4時間10分くらいで到着。ここから山頂まではコースタイムで1時間だったんですけど、疲労っぷりからとりあえず山頂は昼飯食べてから考える事にしました。

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肉はやっぱり国産が美味いね(゚Д゚ )ウマー

焼くと美味そうだなぁとアスパラも焼いてみたら絶品でした(・∀・)

この他にウインナー、カップラーメン、お湯を入れるとできるシソご飯、フルーツ缶詰、食べきれませんでしたw

ダラダラしてたら、昼ご飯に1時間半も使ってしまって、山頂に行くか微妙な感じ。長男がさっきから腰が痛いとペースが落ちてたのが気になってたんですが、山頂に行くか聞いてみると全員行く!と元気そう。

ちょっと悩みつつも、ここまでコースタイムより早くきてたので、山頂アタック開始!

すると、腰が痛いと言ってた長男が先頭を切ってガシガシ登る。ちょっと遅れて先頭を奪われて怒り気味の次男w

今回の一の沢ルートは初めてだったんですが、2年前にのべさんのマイコースで三俣ルート経由でここら辺のキツさは分かってるつもりでした。すぐ上に見えてるピークは偽ピークっていう事も知ってるw

まぁ1時間で山頂だなと安心してたのも束の間、50分経っても三俣ルートとの分岐にも着かない。みるみるうちに疲弊する子供たち。明るいうちに下山するには撤退か?と思ってたら子供たちを必死に応援する弟君w

イヤイヤ弟君。無理に登頂しても大事なのは怪我なく明るいうちに下山する事だからwww

しかし初めて北アルプスの絶景を見た弟君は目をキラキラさせて、子供たちを元気づけますw

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偽ピークを越えて、三俣ルートの分岐も越えて振り返ると、横通岳

足取りが一歩一歩重くなりながら小屋から1時間30分後

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常念岳登頂━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

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以前登った蝶ヶ岳の小屋も見えて子供たちは大満足。

しかし時刻は12時40分。私は嫌~な気がしてました。ここまでは先月の子供たちの燕岳の登り下りを見てて安心してたんですが、この山頂に来るまでのペースがヤバい感じ。腰がそんなにヤバイのか今まで愚痴はこぼしても泣く事のなかった長男が今にも泣きそうなヘタレっぷり。

ヤバイ。どのくらいヤバイかというとこれ以降写真を撮るのを忘れるくらいwもう必死に声をかける事しかできないwww

幸い弟君、次男坊は大丈夫そうなので、私か弟君のどっちかが長男と一緒に小屋に宿泊か?なんて思いつつ下山。

案の定、一歩歩く毎にヘタレこむ長男。一か八かで腰にテーピング張ってみる?と聞くとうなずく長男。

するとどうでしょう。ありったけのテーピングを背中に貼ったら治ったー!と歩き始めました(爆)

そんなワケねーと思いつつも復活した事に一安心しましたw

その時ふと周りを見ると...

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ほんの一時、槍が顔を出してくれました(・∀・)

いつかあそこに行こうぜ!って行ったら、速攻で嫌だ!と返されましたが、父ちゃんは信じてるよwww

そんなこんなで小屋⇔山頂を3時間(予定では2時間)もかかりましたが、再び常念小屋へ帰ってきました。

小屋でトイレを済ませて出発すると時刻は午後2時。コースタイムを見ると3時間半と書いてあるので、まぁなんとか明るいうちに行けそう。じっくり時間を使って慎重に下山して温泉でゆっくりするぞ~と下山開始。

で、下山は登った時よりも、滑落注意のところは慎重にね!と話をしてたその瞬間。私のすぐ前を歩いていた長男が滑落。

心臓が飛び出るかと思った。というか呼吸ができなかった。

すぐ下を見ると、不幸中の幸いな事にそこは草木が生えてて、腕で必死に落ちないようにしている長男が

もう必死で何したか何を叫んでたか覚えてませんが、腕をガッと抱えて拾い上げました。

まぁさらに幸いな事に私が引っ張らなくても、すぐ下は登山道だったので怪我もする事もなかったんですけど。さらに何故か私はこの時に軽くグネっとやってたみたいで、翌日足首が腫れておりましたorz

でも、これが草木が全くない所だったら...と思うと今でもゾっとします。みなさんも子供と登る時は気をつけましょう。マジで。

そんな事があったので、私と弟君は超緊張しながら、ビクビクして下山するのでしたw

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何はともあれ無事に下山!あ、私グネッてたから無事じゃないわwww

来年は小屋に泊まって大天井に縦走だーーー!


常念岳に行ってきたのだ。 その1 [トレイル]

それは夏休みすぐに燕岳に登ってしばらくした後。

長男 『お父さん、今年の自由研究が決まらないんだけど~』と私に相談してきました。

私 『う~ん。じゃあまだ行ってない常念岳で高山植物でも観察すれば(適当)』

その時にちょうど横にいた私の弟が勝手にどんどん盛り上がり、何故か一緒に行く事に

気象条件で行く行かないのもあったので、半分行けないんだろうなぁとぼんやり思ってたんですが、天気予報は日が近づくに連れて回復するではありませんか Σ(゚Д゚)

メンバーは私、弟、長男、次男の4人の男ばっかり。長女は無理に誘うと山が嫌いになりそうだったので今回はパスw

去年、弟とは燕岳を日帰りしてそのまま車で帰って、疲れは取れないわ、絶景は見れないわ、ソバはマズイわ、挙句の果てに、リュックを忘れるわで楽しい思い出が全くないので、下山後はホテルに泊まる事にしました。

一の沢の駐車場に着いたのがAM5時ちょっと前。平日だけあって車は数台しかありませんでした。

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弟君の山のホンキ度はなかなかあるらしく、オスプレイのザックにブラックダイヤモンドのポールまで新調。今回で山に飽きたらザック頂戴ね!と予約しておきましたw

テクテク歩いて15分くらいで登山口に到着。

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トイレに登山届を済ませてAM5時半スタート

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綿のTシャツしか持ってねえわと言うのでTEAM75で出発。

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たぶん私の次に早いであろう次男を先頭にそれを見守る弟君、マイペースな長男、それを見守る私の順番。この順番は適当だったんですが、下りはこれが非常に重要だったりしました。

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そんな事はつゆ知らず、最初は傾斜が緩い事もありグイグイ進みます。

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沢沿いをひたすら歩いて何度も橋を渡るのは何か新鮮で楽しい感じ。

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子供たちはキャッキャッとはしゃいで楽しそう。

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烏帽子沢に着いたのが1時間35分。

地図と睨めっこして、区間ペースを同じになるように進んで行ってるんですが、どうしても速くなってしまいます。

弟君は山小屋まで距離がもう半分なの?と余裕ぶっこいてましたが、ちゃんと後半登りがキツイんでしょ?と、ちょっと山が分かってきたようですw

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歩いてると気持ちイイ気温と、空を見上げると真っ青な空が、最高でした。

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もうとにかく気持ち良かった。

そして歩き始めて2時間後、ようやく山頂がチラリ

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あ~これは絶景間違いないわ。

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あ、そうそう。自由研究。

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やたらとキョロキョロするなぁと思ってたら、ちゃんと探していたようで、父ちゃんはすっかりそんな事忘れてましたw

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見つけてはお父さん!撮って!撮って!

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いつもは最初から愚痴ばかりなのに、今回は楽しそうな長男でしたw

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時間と距離を考えて、この辺が半分かな?と思ったので胸突八丁の手前でおにぎりタイム。

いつも子供と登る時、水とスポドリでいっぱいになる私のザックですが、このルートはかなり後半まで水場があるので、今回は水は空のペットボトルを持って、その分コーラを1.5ℓ持って行きました。う~ん。コーラ美味い。

登り始めて3時間10分で胸突八丁に到着。

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次男はまだまだ余裕な感じ。

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登りはここから。危険な個所もここから。

つづく~


護摩堂山へハイキング [トレイル]

お盆休み最終日は近くの山にハイキングに行ってきました。

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行先は田上にある護摩堂山(274m)6月の紫陽花の時期にはたくさんの人で賑わうんです。

今回の目的は日頃全く運動をしない私の弟を連れだす事と...

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『ぼくもやまいくー!』とカケルの子守りw

さすがに紫陽花はもう咲いてませんでしたが、登山道はとても緩やかで整備が行き届いてるので歩きやすかったです。

地元の方が普段の散歩に使うようで、結構すれ違いました。

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抜け殻は触れるんですってw

で、あっという間に山頂へといいたいところですが、カケルは疲れる前に抱っこ~とせがむので、肩車しつつ山頂へ

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山頂で屋根のあるベンチでみんなでおいしくおにぎりを頬張りました。

あ、おにぎりは私が作ったんですよ。隣に座ったおじ様に『最近のお父さんはスゴイのー』と褒めていただきましたwww

で、さっさと帰ろうと思ったんですが、山頂近くのお茶屋さんを見つけるカケル。

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最近のカケルブームはぶどう

アイスもブドウ、お菓子もブドウ、ジュースもブドウじゃないと駄々をこねる毎日ですw

さてさて、準備運動にもならなかったかもしれませんが、明日から泊まりでまた北アルプスに逝きます(爆)

一応、目的は去年燕岳に私の弟と一緒に行った時にガスってて展望を見れなかったのでリベンジしに行くのです。で、弟ができたら違う山がイイなぁというので、常念岳の一の沢ルートを予定。

ここ毎日天気予報を見てるんですが、もうドキドキ。果たして展望は見えますかね~  


家族で燕岳 [トレイル]

これで3回目かな?夏休みに入ったタイミングで子供を連れて北アルプスに行ってる我が家。

去年はギリギリまで天気予報を見ながら行っただけあって、見事な景色が見れて満足した後、麓のホテルに泊まって帰ったんですね。

そこのホテルが設備、サービス、特にご飯が美味かった!と帰宅してから嫁に連呼してたら、何と来年は私も言うという嫁。

いやいや無理無理。そんな事言って直前になって行かないって言うんでしょ?ってこの1年過ごしてたんですが、どうやら本気のようで、事ある毎に地元の山に登るようになったんです。嫁一人で東京に遊びに行った時もわざわざ高尾山に登ってましたからねw

そんなワケで今年は嫁も含む計5人で北アルプスの燕岳に行く事になったのです。※注  カケルは実家でお留守番w

7月28日のAM2時頃出発。ちょうど、温帯低気圧になった台風の雨雲が近づいてきてましたが、予報では昼前には抜ける感じだったので気にせず強行。安曇野に着いても雨が止まないので家族からはブーブー言われましたがw

少しでも雨に当たらないように、スタートは6時。

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車で準備してる頃に降ってた雨も、登山口に行く頃には気にならないくらいになってました。

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次男を先頭にグイグイ登ります。

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懐かしいでしょ?((=゚Д゚=)ノ 

もう長女が着れるようになっちゃったよwww

ガスってて湿度が高いせいか、みんな汗だく、第1ベンチに着く前からヘタレる奥様。

ある程度は遅いのは分かってたので、時間の余裕を見てたんですが、かなりキツイ様子。段々ペースが落ちていき、ちょっと進んでは嫁待ちのパターン。かと言って子供を先に行かせると、次男はぐいぐい先に行ってしまうので管理が大変でした。

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富士見ベンチだったかな?登れば登るほどペースが落ちてる嫁さんが心配になる。次は合戦小屋だよと元気づけても反応が薄い。

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それとは逆にぐいぐい進む子供たちw

下山してくるハイカーさんが上は晴れてるよ!なんて言うもんだからさらに元気になっちゃいますw

すると空が急に明るくなります。

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おぉぉ。これはもしかしたらイケるんじゃないのーwww

嫁を忘れてテンション上げて先へ進むw

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3時間ちょいで合戦小屋に到着。

だいぶ子供にも疲れが見えたので小屋でコーラを買いました。

遅れて嫁もすぐに到着したんですが、どうやら疲労よりも呼吸がヤバいらしい。高山病の症状は出てなかったけど、無理に登頂しても下山が無理だなと判断してここで下山してもらいました。

するとどうでしょう。まだまだ余力があるハズの長女が嫁が下りると言った途端、一緒に下りると心が折れてしまいました。

まぁ嫁も一人で下りるよりも連れがいた方がイイのかなぁと、ここからは男3人で行く事に。

するとどうでしょう。今まで先に行ってもらったハイカーさんたちをどんどんパスしていきます。おっさんついて行くのに必死w

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最後のベンチでも余裕があったのでスルー

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空を見上げると晴れてるようなそうでもないような。

でも下山してくる方々は口を揃えて見えるよ!と。

それ急げー。って事で燕山荘に到着~

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燕岳の山頂付近だけ見える感じ?

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やっぱり絶景が見れると疲れが吹っ飛びますよねー。

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さて、ここで問題。嫁と長女は1時間前に合戦小屋を下りてるので、この先の燕岳の山頂に向かって、お昼を満喫すると時間が足りない(遅せえぞ( ゚Д゚)ゴルァ!!って言われるw)

軽めに休憩取って山頂行くか、山頂に行かないでここで宴会するかどっちがイイ?

肉----

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ま、そうでしょうねwww

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今までで一番美味い焼き肉だと言ってくれたので、父ちゃんは満足だw

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3人で5人分のお昼を全部食べてお腹パンパン

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で、一番ビックリしたのが、帰りは結構走って下りていくんですよ。おかげで嫁さん長女との差は1時間くらいでした。

危ないから止めてくれーと言いつつ、来年は常念行けるなと思うおっさんでした(爆)

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下山後も余裕w

というワケで今年も無事に帰ってこれました。調子に乗って来週も北アルプスに行く予定です(天気次第)

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ハンモック最高(*´д`*)

来年じゃなくて、来週常念かなwww


南アルプス 白峰三山縦走 その2 [トレイル]

そうそう。タイトルにある白峰三山とは北岳、間ノ岳、農鳥岳を総称していうんですって。もちろん帰ってから知りましたw

北岳をあとにして軽快に下って行きます。

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そこそこ急な下りで歩きにくい感じ。

ちょっと進んで振り返ると北岳がまた美しくて、ついつい足を止めちゃいます。

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は~。もう上がりたくないねw

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おぉ。何かもう次のピークが見えますよ!って思ったら...

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 おぉぉ間ノ岳じゃないのかorz

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これどこですかね(爆)

たぶん、これから間ノ岳登るところw

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ガレ場を登って

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間ノ岳到着~。

御覧の通り、だいぶガスってきてて、眺望は残念な感じでした。

残るは西農鳥岳、農鳥岳と登りは半分来た感じなので、ここで季節外れさんが作ってくれたマフィンをいただく。

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美味-----い。

できたらもう3個ぐらい食べたいなw

そうそう、適当な感じで進んでる感じですが、ちゃんとしてるんですよ。

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のべさんは地図はもちろん、スマホでもGPSで確認しながら進んでくれてました。あ、もちろん帰ってから同じアプリを入れておきましたw

で、間ノ岳を下るんですが、ここまで全然走ってなかったんですが、ちょっと緩いところになってきたところで走り始めます。

すれ違うハイカーさんが『日帰り?スゴーイ!』と言ってくれるので、みんな歩く事なく走り続けるw

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まだまだ先の長い道のり。捻挫癖のある私はもうすっかりビビりまくって走るワケですが、案の定グネっとやってしまいました。

季節外れさんがw

いや笑い事ではありませんでしたね。どうやら先月やった同じところだったみたいで、心配になって私は季節外れさんと遅めに。

で、かの有名な農鳥小屋に到着。

到着すると同時にデカイ声で登山道はこっちだよと叫ぶオヤジ。

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ここまで6時間15分で14km。距離だけ見ると、ここで半分なワケですが、登りはこのあとの西農鳥岳を200mくらいをグッと上がるだけなので、ネコさんによるとイイペースなんだそう。でもここの小屋の注意書きには奈良田にいくにはAM10時に出れば間に合うと書いてある。ちょっと登って下るだけなのにそんなに?

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最後の急坂をグッと登ります。ネコさんは相変わらず、すぐだからと適当な感じw

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さっきの小屋があんなに小さいwww

200m以上の高低差を感じましたね。

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山頂までもうちょい

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ふい~。西農鳥岳。

ここまでくればあとは横移動。って何回聞いたかなw

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しゃー。農鳥岳到着。

ガスってて展望も何もなかったけど、何となく達成感があったので良しw

で、あとは下るだけなんですが、ガーミンで見る限り、あと11kmはひたすら下り(実際は13km)標高でいうと2200mを一気に下るワケです。登る前から実はこの下りが気になってたんですよね。

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下る

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下る

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絶壁にビビる

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壊れた橋渡らなくて良くね?www

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空き缶はしっかり潰して捨てましょうw

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全部で橋何回渡ったかなぁ?

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走るw

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あー下り飽きたーーー

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まだまだw

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そして時刻は午後6時をまわる頃、登山道が終わり、いや~長かったですね~なんて言ってたら、奈良田の駐車場まであと4.3kmの表示にトドメを刺されましたwそういえば奈良田の写真も撮ってないwww

でも終わってしまえば、全部楽しい思い出。苦しかったところなんてなかったなwww

距離30km時間もちょうど12時間。久しぶりに充実した1日でした。ネコさん、のべさん、季節外れさん。お疲れ様でした!

またよろしくお願いしますー。あ、来年は甲斐駒ケ岳ですってよアレキさん!


南アルプス 白峰三山縦走 その1 [トレイル]

ども。大変ご無沙汰してますが、元気にダラダラ生きてます。

こっそりというか何と言うか、嫁さんに黙って乗鞍天空マラソンに遊びに行ったら怒られてしばらく大人しくしてました(爆)

ランニングの方は燃え尽きた走りもしてないのに、完全に消沈。まぁそのうち走りたくなるでしょと放置してたら、7月はほとんど走らず。あぁこのままだと、大事な山に登れなくなってしまうというワケでちょこちょこ走りだしております。

ま、どうでもイイ近況は置いといて、先週末は季節外れさん主催の南アルプスの縦走に行ってきました。

北岳に行くのかなくらいにしか思ってなかったんですが、のべさんがネコさんが前にカツウォさんと行ってた縦走にしましょうと。

ハンサムネコさんの記事

まさかこのルートに行けるとは...すると今度は当人のネコさんまで参戦が決定。

ネコさんガイドがいるし、のべさんは地図も持ってくるだろうし、季節外れさんは料理してくれるしで至れり尽くせり。

新潟から5時間半かかって、季節外れさんの取ってくれたコテージに到着。

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おおぉぉ。これがキッチン季節外れか(・∀・)

私を始め、ネコさん、のべさんは着いて早々一杯やってるのに、一人パタパタ働いてました。

お母ちゃーん

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とりあえず、主夫かっ!と突っ込んでおきましたw

というワケで出張キッチン季節外れ!

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コテージで食う物じゃないよねwww超美味かったですw

ワイワイ温泉入って、早目に就寝してAM4時起床。すっかりお母ちゃんな季節外れさんは3時から朝ご飯の準備でパタパタしてましたw

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おにぎり3個にマフィンまで用意してくれる手際の良さw

バス乗り場の奈良田には5時前に到着するとすでに結構な人数のハイカーさんが並んでいました。

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ここからバス代1130円で登山口の広河原に行くらしい。私マジでルートとか分かってませんw来る前にネコさんのブログ2回読んで予習しただけwいやむしろ完璧www

バスがちょっと遅れたり、ハイカーさんが多かったりで広河原には7時に到着。

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さすがに朝で標高が1500mくらいあると肌寒いくらい。

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天気最高キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

まるで秋の空のような澄んだ空で、テンションが上がりまくりで出発!

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あ!この橋、ネコさんのブログで見たとこだ!

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ネコさんを先頭に絶妙なペースで進みます。最初の分岐も迷う事なく流石な感じ。

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ほら、キッチン季節外れで使わないと( ゚Д゚)ノ

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あっという間に白根御池小屋に到着。

トイレが水洗な上、キレイだったのでトイレに寄ったり小休憩。ソフトクリームなんて物が売ってて超美味そうでした。

そして幻想的な風景とは裏腹な急登な草すべり。一気に500m上がるんだって。

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すると上からサプライズ!コッコさん、プロシードさん、すーぴーさん、初めましてのmizoreさんが!∑(゜∀゜)

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 プロシードさんがすっかり女子になってたのは気のせいかなw

素敵な出会いが終わった後は黙々と登ります。日差しもあって顔から汗が吹き出す。

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ネコさん決まってるね

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そういえば、のべさんが写ってないなw

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のべさんは私の後ろで鼻をかんで辛そうw

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おぉ富士山(゚∀゚)

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仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、遠くに北アルプスまでぜーんぶ見えました。

もうここでイイんじゃね?と満足してると、季節外れさんが、来年は甲斐駒ケ岳だな(キリッ)とさっそく来年の予定を決めていたw

さぁここまでくれば最初の登りはもうすぐ

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北岳肩ノ小屋に3時間ちょいで到着。

ここでコーラを買って休憩後、北岳山頂に向かう事十数分。

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キタコレ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

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この写真イイなw

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ネコさん曰く、ここからは横移動だからボーナスステージらしいw

騙されないぞwww

つづく。


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