剱岳に行ってきたのだ その1 [トレイル]
これぞ、この夏最大の目標だったんです。全然ブログ書いてないけどw
一人ではたぶん行かない(行けない)山の中でも断トツであろう剱岳。TV何かで見てあんなギザギザな所を何で危険を冒してまで登るのか理解不能でしたね。
がしかし、最近は走ってないわ、先週火曜日には常念岳で捻挫までしてる状態。幸い捻挫は3日ほどで腫れも引き、前日には日常では全く痛みが出ないまでには回復。でも行先は家の近所をジョグするワケでも、近くの山をハイキングするワケではない。あの標高2999mの剱岳。8月7日に行った南アルプスはワクワクだったのに、剱岳はドキドキ。
前日、ワクワクドキドキが激し過ぎて眠れそうになかったので、夕飯後、富山に向けて出発。
長野の安曇野よりは近いだろうなんて思ってたら、安曇野行くのと変わらなかったよwという事で登山口のある番場島に0時頃到着。
車に打ちつける雨が強いなぁなんて思いつつ就寝。
AM4時過ぎ、朝食を食べたり、トイレに行ったりで辺りをブラブラ。
直前の登山指数はAだったハズなのに、雨はかなり強く止む気配が全くない感じ。さすが名古屋のカエルさんはすげぇなぁwww
私のスマホはauなんですが、山は全くダメね。安曇野でもダメだったし、この番場島登山口でも全くダメ。
何組かのパーティーを見送りつつ、あーこれどうやってみんなと合流しようって悩んだもの。
すると5時過ぎ、季節外れさん、たーはるパパさんが車で登場。
挨拶もそこそこにさっそく登り始めます。ちなみにのべさんは昨日から別ルートで来てるので山頂で合流予定。
さっきまで降っていた雨も、ギリギリ雨具がいらないくらいになってちょうどイイ感じ。
最初はガイドっていう事で季節外れさんが先頭に...
あー普段こんな速度で登ってるんだなといわんばかりに速いw
速い!速い!とたーはるさんとブーブー言うと、今度は先頭がたーはるさんに。
この写真で間隔が伝わるであろうか(爆)
文字だとこんなかな。
たーはるさん...季節外れさん.......................................................................リンガンガー
それにしてもいきなりの急登。さすがは北アルプス三大急登。
季節外れさんに追い立てられる、たーはるさんたちに全くついて行けない私。
何かおかしい。汗のかき方が尋常じゃない。いくらペースが速いっていってもこの息苦しさは何だ?
あ、今日はみんなのためにいろいろ用意してきた食材か?それとも水場がないからと水分4ℓは大杉た?
あぁ標識写ってねぇwww
いつもはデジカメがスッと出てくるのに中々出せないw
気が付くと短パンが汗でビッチャビチャw
あ、これ経験あるわ。去年のつくばの前日に筑波山に登った時こうだった。これは喘息の発作が出る直前の症状だ。
今年の初めは結構普段から症状が出てたら、ザックにも吸入器を用意してたんですよね。あ、最近は全く症状がなかったから車に置いてきたんだったorz
そんな事を思いつつドンドンペースが落ちて行くと、今度は気のせいか喉も痛いw
久しぶりにきたね。息を整えようにも肺に酸素がいかないこの感じ。まだ1000mそこそこなのに。
お二人はガシガシ進んで見えなくなると、ちょっと先で待っててくれる。追いつくとガシガシ進んで待っててくれるの繰り返し。
200m上がる毎に標識があるんですけど、これがまた嬉しいやら憎たらしいやらw
まだこんだけしか進んでないのーwww
オマケに時折雨も強くなったりと早くも心が折れそうな感じw
標高1600m
このおじさま、私と同じ新潟県から来られたとの事で、下りでも道中仲良くさせてもらいました。
登り始めて1時間半くらい。徐々に晴れ間が。
テンションが上がって元気が出るんだけど、体調は相変わらず。
壁のような道が出てくる度に、たーはるさんが『マジか...(゚д゚lll)』
すぐ後ろでニコニコしながら『まだまだですよ(・∀・)』
その会話に交じれないほど後ろにいる私w
みんな思わず写真を撮るこの絶景
あぁこれも反射してダメじゃんw
たぶん小屋まであと1kmって書いてあるヤツかな。
こんなんは全然ボスではないらしいw
そしてやっと!
早月小屋到着!
すでにここまで水分を1.5ℓ消費してたので、コーラとポカリを購入。
そしてここで季節外れさんの差し入れ、おにぎりとパウンドケーキをコーラで流し込む(゚Д゚ )ウマシ
もうここでいいんじゃね?っていうくらいイイ天気でした。
お腹が満たされ元気にはなったものの、全然山頂に行けるイメージがわかない私。
待ってるであろうのべさんには悪いと思いつつ、ここまで下りてきてくれないかなぁと思うのでした。
つづく。