丹後ウルトラマラソン レポその2 [歴史街道丹後ウルトラマラソン]
ランナーみんなで10カウント。
私はこのウルトラのスタートが好きなんですよ。身体から何かが出そうになるくらい。
がしかし、今回はスタート前の雨のせいか、スタートの時点で尿意があって、どこのエイドでトイレに行こうか悩んでおりました。
スタート前にちゃんとトイレに行ったので、そんなに我慢するほどでもないハズなのに無性にしたいまま走りました。
スタートの位置が結構前なだけあって、周りに合わせてるだけで㌔5分くらいで進んでいく。まだ周りは真っ暗なのに、沿道の応援に応える。
するとすぐに最初の上りの七竜峠。
やはり普段速いペースで走ってないので、ゼーハー。でもそんなの関係なし。今回は行けるところまで㌔5で行くのだ。
最初のエイドでトイレに行こうとするも何人か並んでたので、スルー。そいうえば去年は見かけなかった、草むらで立っしょんは何人か見ちゃいましたね。一人が行くと吸い込まれるように。
あぁぁ。したい。猛烈にしたいwww
7km辺りのエイドでようやく空いてるトイレ発見。スッキリしたところでようやく丹後の風景を見る余裕が出てくるw
去年はうっすら明るくなってもちっとも景色は見えなかったのに、すでに夜景から美しい。あぁこれが丹後なのかと。
うん。全然撮れませんね(笑)
下りでは飛ばさないように気を付けながら10km地点通過。
55分30秒くらいだったかな。
もう頭の中はこのちょっと先にいるtenkoさんの事で頭がいっぱい。沿道の声援に応えてると...
幟が見えてテンションが上がる。が、tenkoさんの姿が見えない。キョロキョロしてたら、道路の反対側で応援してました。
『し~やんさんが5分前に行ったよー!』と教えてもらって元気をいただきました(・∀・)
tenkoさんの応援の後は淡々と走ります。調子が良くもなく、かといって悪くもないのでペースがバラバラ。
この辺は30km辺りで復路で同じところを走るんですが、速いペースのところは微妙に下りだったんです。後から思うともうこの序盤の10km過ぎからペースはドンドン落ちてたんですよね。
そんな事は気にしない事にして、去年とは違う景色を楽しみながら走ります。
あぁそうそう、去年はここら辺から腹痛が始まったなぁとか。
20km通過。1時間50分29秒。
ここで気づきました。ハッキリと。ハムが猛烈に張ってる。いつもウルトラの20km辺りは10kmくらいに感じるんですが、もうこの時はウルトラの後半のような張り。エイドで伸ばしてみるものの、全く効果なし。
30kmいや行ければ復路の七竜峠くらいまでは㌔5分で行くつもりだったので、テンションがた落ち。いつの間にか必死にペースを維持するような走りに。
頑張れば頑張るほど嫌な張り。誰か引っ張ってるんじゃないの?
そして上り。まだ復路の七竜峠でもないのにもう歩きたい。
これは張りじゃないね。
痛てぇ。
私設エイドの梨をシャリシャリ食べてたらDNFが頭をよぎり出すんです。30kmも走ってないのにもう諦めるのか。いやいや、こんなに痛いのにあと70kmなんてそれこそ壊れちゃうから。ほら、ちょっと前に白山白川郷の宿代振り込んだばっかりだし。
いろんな言い訳を考えつつ30km。
30km通過。2時間48分。
エイドがあったので今までよりも時間をかけて、水をかけて心も体も冷やしました。
とりあえず35km辺りのtenkoさんのところに行ってからだ。
tenkoさんに痛い痛いと伝えるとハイハイ。ほらイケー!と送り出してくれて痛みも忘れて行くことが出来ました。
次はどこで会えますか?と聞くと、このペースで行くと44kmの横断幕のところにはいないそうで。
じゃゴールで待ってるよ。という事でゴールまで頑張る事にしましたw
絶対完走する。そして来週の白川郷も走る。
そう心に決めて復路の七竜峠に向かうのでした。
つづく~